こんにちは!もしけです!
昨今、ブラック企業という言葉が、よく使われています。(話題的に遅いですけどね)
このブラック企業という言葉、どんな基準で使われているのでしょうか?
目次
ブラック企業という言葉は10年以上前からあった。
もう、13年前になりますが、私が、新卒で就職活動している時も、ブラック企業という言葉はありました。
ネットで「ブラック企業偏差値ランキング」みたいな形で、出ていて、友人とよく見合わせていたものです。
その時にブラック企業として、出ていた会社はメーカーだったり、卸しだったりで、IT系の企業や外食などは基本的に少なかったですね。このブラック企業って最近はどこまでの会社の事をいうのでしょうか?
ブラック企業の基準が変わってきている
例えば、その13年前だったら
- 残業代とか未払い賃金がある
- 結構パワーマネジメント(パワハラ系)
がツートップだったと思いますが、昨今はどうでしょうか?
ブラック企業の公表を厚生労働省が実施するようになり、公表された企業は、ハローワークに求人掲載が出せなかったりなど、ペナルティーもあるようで( ;´・ω・`)
実際に厚生労働省のHPを見た感じ、やはり長時間労働系が多くなりました。
ブラック企業の基準はとにかく、長時間労働である
以前から多かったのですが、
- 裁量労働制適用否認
- 36協定の違反
- 安全配慮義務違反
など労働時間管理の観点が細部にわたり、見られていく傾向があるようです。
働き方改革の名の元に、1つの会社で、一人の労働者を、過度に拘束したり、負荷をかけすぎたりすることはダメ。もっと工夫をして、多様に人材を活用しましょうと、政府が力をいれていることがわかります。
長時間会社にいる事によるメリットが使えなくなった懸念
ただ、私がやはり感じるのは、長時間労働と、見えてしまっている部分が、ネガティブに感じるかもですが、労働者側に恩恵も、まだまだ大きいと感じるんですよ。
- 残業代が支給される。
- 長時間会社にいることによって人間関係が強化される。
- より会社の事を知り、帰属意識に繋がったりなど。
メリットはありました。
長時間労働を減らす事で、なくなってしまう、メリットを補完する仕組み化が、企業側でまだ追い付いていない。
私の会社のように、労働集約型のチームワークが重んじられるサービス業の会社は、よりきつい。
もっとお客様のためにやりたいのに。こんな声が、従業員からよく聞こえます。
モチベーションが下がってしまっているわけです( ;´・ω・`)
長時間労働対策とやりがい向上のジレンマとどう向き合うか。
人事労務担当として、労働環境改善はマストですが、表面の改善ばかり進んで、働く人の遣り甲斐とか内面を取り上げてしまっているジレンマ。
このぶつけ合いを繰り返して、最適解を導いて行きたいものです。
ちょっと弱気な内容となり、申し訳ありませんが、徒然書かせていただきました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!