プロフィール

人事歴15年、転職5回の40代 もしけのプロフィール

五社目 人事コンサルティング会社

憧れの人事コンサルタント会社での勤務

人事コンサル会社に内定が決まった時、有頂天でした!

数か月前に結婚したばかりの妻にも自慢しまくってましたよ。

年収も上がりましたし!

私の中では、学生時代から社会に出る上での目標・夢だったわけなので( ・∇・)

でもでも、気を引きしめて!これからがスタートだよ!と自分に言い聞かせ、いざ、お仕事開始でございます。

超順調だった最初の3ヶ月 超転職ハイ!

お仕事内容は、クライアントの給与計算と社会保険業務の代行です。

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と、新規開拓の営業

小さいコンサル会社だったので、兼務は当然の事、むしろ自分を拾ってくれた上司や会社に恩を返すため拡大しまくってやろうと息巻いてました。

今まで自分がやって来た、仕事の引き出しすべてを駆使し、全力疾走で毎日過ごしていました。

新しい案件が取れたら「私がやります!やらせてください!」。

誰か仕事で困っている人がいたら「手伝いますよ!」。

仕事以外でもお願いされる事、例えば飲み会の幹事とか個人情報管理の担当とか、「とにかく私にまかせてください!」

何せ、前職で、自分の人事でやりたいと思っていた事をすべて抑え込んで、従業員の解雇とか、不利益変更とか2年弱我慢してやっていた。

そして、我慢を解放し、それらの経験を全て出す!もう怖いものなしで仕事をしていた結果、

3か月目で、部署内で一番クライアント数と月間売上が取れる社員になりました!

コンサル会社入社8か月目 暗雲が立ち込める

仕事も順調に進み、プライベートでも一人目の子供を授かり、ノリに乗っていた矢先。

労務系のクライアント以外に、採用のアウトソーシングを新規で任される事になります。

私は、社内で唯一労務コンサル部と採用コンサル部の仕事を兼務で扱う、社員となりました。

この頃から、

「あ、ちょっときついかも・・・、でも前職に経験した事に比べれば、まだまだいけるはず!うん!大丈夫!・・・。」

そんな事を自分に言い聞かせながら、仕事をしていました。

一方で、プライベートでは、奥さんが妊娠中で色々大変な時期。

今までの独身の延長のノリでお仕事をしていく訳にはいかなくなります。

家庭と仕事の両立のバランスが自分の経験の中で、未知数な領域になり、段々目に見えないストレスが蓄積していきました。

そんな状況を、微妙なバランスで2か月程続けていた、入社10ヶ月くらい過ぎた頃。

今までで一番規模が大きなクライアントが新規で入ってくる事になり、例によって、私が担当する事になりました。

業務量的に、限界一歩手前の状況で、且つ家庭とのバランスを考えなければ、いけなくなっていた状況でした。

ですが、断ろうにも断れず、

期待してくれているのを裏切れない!

何とかやり遂げる!

という気持ちでごまかして、その新規案件を引き受け、既存の案件を実施する。

且つ家では奥さんのサポートをするという状況。

「とにかく!何とかやんなきゃ!」

「寝る時間ももったいない!」

「大丈夫!後、1か月くらいで、楽になれる状況は作れる!」

自分で自分を追い込んでいき、気づいたら、夜3時くらいに寝て、朝5時くらいには目が覚めてしまい、仕事が気になり会社に行く。

その状況が3週間ぐらい経ったある日の朝。事件が起きます。

ん・・・? ネクタイが締められない・・・。

うつになり、2週間の休職、そして長女の出産。

オーバーワークでうつになる

何度、ネクタイを締めようとしても、手が震えて、無意識に体が拒否反応を起こす。

ネクタイなしでいいやと思い、最寄駅まで歩いている間、様々なネガティブな考えが自分の頭の中に蠢いていく・・・。

「自分がやらなきゃ、クライアントに迷惑がかかる」

「自分がやらなきゃ、会社の皆に迷惑がかかる」

「自分がいなきゃ、子供が無事に産まれない」

「自分が・・、自分が・・、」

この日、結局最寄駅から電車に乗れず、私は転職後、初めて仕事を休みました。

何をやっていても、ネガティブな考えしかうまれてこない。変だ・・・。

私は前職でお世話になっていた産業医の先生に相談し、紹介状を書いてもらい、心療内科へ通院する事になりました。

診断結果は、【抑うつ状態 2週間以上の休養を要す】でした。 

自分がまさか、うつになるとは思ってもいませんでした。

上司に診断書を持って、事情を説明したところ、

「色々詰め込み過ぎだ。仕事はこっちで何とかするから、一旦頭をクリアにしてきな。」

上司の申し出に心から感謝し、私は大学を卒業して初めて、2週間以上のお休みをとる事になりました。

2週間の休みの間に妻が無事、子供を出産。

うれしかったのもありましたが、自分が体を壊した事への不安も同時に大きかったのが本音でした。

一旦、元気になるものの、再発。育児休業を名目に6か月の休職へ

仕事から離れて会社の事を考えずにいると、体調が非常に良くなっていくのがわかり、2週間後には、普通に働く事ができるようになりました。

「また、みんなと働ける!よかった!お休みをとらせてもらって迷惑かけた分、挽回しなければ!!」

丁度年末年始の忙しい時期だった事もあり、私は、懲りずに全力疾走でお仕事をやっていました。

そんな状態で2か月が過ぎようとしていた頃、ある日私は、部署のリーダー(上司とは別の人)に別室に呼び出されました。

この人は、新卒から20年以上も人事労務コンサル・アウトソーシングの仕事をしている方です。

私がお休みをとっている間と、その後私の体調の様子を見るために、業務量を減らす為、私のクライアントを数社引き継いでくれていた方でした。

「実際あなたの、クライアントを引き継いでわかった事がある。

あなたのやっていた仕事の内容は、本来お客様にお金をもらえない仕事のクオリティ。

事業会社の人事だったら、社内事情で済んで、それでよかったのかもしれない。

でも、人事コンサルタントとして、お客様にお金をもらうんだとしたら、チェックしなければならない事が山ほどある。

クライアントフォローをしなければいけない事が山ほどある。

部長と相談したけど、あなたが、今持っている人事労務系のクライアントは、私が全部引き継ぐ事になりました。

事故が起こってクライアントに迷惑がかかる前に、全部引き継ぎ書をつくって!

この時私は、初めて自分がやってきた事が間違っていた事に気づきました。

部署の皆が、5社~7社ほどクライアントを持っていた中、私は、9社プラス採用コンサル系1社と、かなり数が多かった。

とにかく、1件1件に時間をかけ過ぎないように、効率よく最低限の間違いがないように、仕事をしていました。

しかし、ほかの皆が、月に一回訪問して、法改正に関するアドバイスをやったり、

クライアントが気づいていない間に法違反になっている給与計算を、説得して直したり、

着実にクライアントが信頼を寄せてもらえる動きをしている中、

私のクライアントはクレームで契約解除一歩手前になっている状態とのことでした。

「そもそも、会社を転々として、人事業務をやっているせいか、あなたは、一つ一つの知識・経験が浅い!

そんな人に、会社の大事な給与計算任せられると思う?」

うつが再発しやすいという事は、聞いた事はありましたが、まさに、うつになった時の思考回路が、蘇ってきました。

この当時は他責でしか、ものを考えられなかった・・・。

「今まで自分自身で一生懸命築き上げた、人事のキャリアを否定された・・・。」

そんな被害妄想状態でした。

それから1か月程、体調をくずしながらも、何とか隙間時間で引き継ぎを完了。

私は、育児休業(子供が一歳になるまで)の名目で半年間、休職する事になりました。

育休復帰後、部署異動。退職勧奨オーラがすんごい・・・。

育休期間の6か月間は私にとって、非常に貴重な体験になりました。

  • 子供が、小さい時に育児をする事ができた。
  • 自分がやってきた人事の知識・経験を総ざらいする事ができた。
  • うつ病に関して本を読みまくって詳しくなった。
  • 会社人間として生きる事がすべてではない。
  • 30歳になって体力が落ちてきた、これは40歳になったらさらにだ!コントロールを覚えよう!とか、その他にも色々です。

とにかく、自分が人事コンサルを夢見て、その仕事を実際にして、完全に叩きのめされた状態である事は、はっきりしていました。

なので、もう一度イチからやり直そう!

そして、無理をして結果、皆に迷惑をかける事を絶対にしないようにする! 

長女が1歳になったと同時に私は、復職をする事になりました。

休職で6か月も会社にいないと、やはり会社も変化をしてまして、私が休職前、色々言ってくれたリーダーは退職していました。

もっと色々教わりたかったのですが。

復職明けの私の仕事は、採用のアウトソーシング業務と、人事制度コンサルタントの副社長のかばん持ちでした。

年収は、休職前の100万円ダウン。

どんな条件であれ、またイチからやり直そうと決めていたので、先ずは一つ一つを丁寧にやる事を心がけていました。

そんな中、一つの違和感が・・・。

「作ってもらった提案データ数値にミスがある。

これお客様に出したらどうなってた?

同じ事繰り返すとこだったね。

はい始末書書いて」

「お客様から、クレームがあったよ、内容はあなたに関する事。

俺がフォローしておいたから、

はい始末書」

ん・・・?このプロセス、よく覚えている・・・。

自分が前職でやっていた退職勧奨プロセスだ!

誰も、明言はしていませんでしたが、やはり一旦体調を崩してしまい、私は人事労務から外れて未経験同様になってしまった人間。

50名規模のベンチャー会社が面倒みて育てる環境も余裕もないわけで(育てるなら普通若手を育てますしね)。

ひとこと、辞めて欲しかったのでしょう。

私は、なるべく、カドが立たないように、ミスしないように、気配を消してやっていました。

それでも逆に「社員なんだからもっと仕事やってもらわないと困るよ。

この会社にいてどうしたいの?」

結局、それから半年、コンサルタントの方の提案資料のサポートと数件の採用代行業務を細々と粛々と一年間やった後、

評価によって年棒をさらに大幅ダウンしたのをきっかけに、転職する事になりました。

在籍期間は3年間、休職していたので、稼働は実質2年半。

学生時代から憧れていた人事コンサルタントの仕事は、挫折と大きな気づきを私に与えてくれました。

しかし、まさか自分がうつ病で休職し、やってきた退職勧奨を自らが味わう事になるとは思いもしませんでした。

会社命令だったとはいえ、前職であれだけの事をやってきた私に全部返ってきたんだろうな。

今ではそう思っています。

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人事のお仕事を東京でやってます。 人事業務やキャリアアップ・転職に悩んでいる人向けに、実体験を通じての解決情報をシェアします!